2025 DUNLOP YAMAHA FLR CUP
開幕戦の雪辱を果たし、FLR YOUTH & LEGENDが今季初優勝!
14台のエントリーとなった第2戦。開幕戦優勝のチームチャレンジャーの欠場で、2位以下のチームにシーリーズポイントの加算のチャンスが訪れる。前日から朝までの雨でウエット路面での公式練習を迎えるも、路面はみるみるドライに。オールウエザータイヤによりタイヤ交換することもなくラップタイムもどんどんアップしていく。残り5分のタイムトライアルでは6位ロケット団までが40秒台の戦いとなり、FLR YOUTHが40.640で100分の3秒差でAUKを抑えポールポジションを獲得した。
そして始まったスプリント予選。初ポールのFLR YOUTHの塚本琉惟。百戦錬磨のMAXシニアドライバーたちとの予選でも落ち着いた走りを披露。CSA、オートテック、ロケット団との四つ巴の予選レースを制し見事トップでチェッカーをくぐり抜けた。
完全ドライでの決勝がスタート。上位10台のリバースグリッドから、序盤すかさずいつものようにCSAがトップまで躍り出る。しかし8周目にはペースにまさるFLR YOUTHが逆転して、1−2体制を築く。スタート1時間時点では1周差でFLR、AUTO TEC、三船、SDC,ロートル、ロケット団の6チームがしのぎを削る。その後も順調にラップを重ね、給油を後半に持ってきたFLRは2位に5周差をつけ、1度もトップを明け渡すことなく順調にスティントを消化していく。一方ライバルのCSAは、有ろうことかレーシングスーツのチャックを締め忘れ余計なオレンジボールをくらい、その後もマシントラブルによりコース上にストップと上位争いから脱落していく。そして終盤、トップFLRが給油に入る。3分間の義務化のストップ。5周のリードはみるみるなくなり、コースに復帰すると、2位ロケット団と同一周回ながらなんとかトップを死守。開幕戦、共にトラブルで表彰台をのがした両チーム。しかしここでトップFLRに魔の手が襲いかかる。開幕戦と同じゼッケンパネルステーのトラブルでピットインを余儀なくされることに。マシンを修復しコースに戻るとついにロケット団にトップの座を明け渡すことに。ドライバー交代は後1回。共にエースドライバーでの最終スティントでの戦いとなる。今回から70%ー150%ルールの緩和が厳しくなり、より公正なコンペティションとなった今大会。アンカードライバーにスイッチしたFLR YOUTH。コースインするとトップはすでに3コーナーを通過。ここからはドラーバースキル全放出でトップゴールを目指す2台の戦いが始まる。毎週0.3〜0.5秒トップを上回るFLR YOUTH。7秒あった差もその差は徐々に縮まり、ついに真後ろまで追いついた。しかし奈良原の巧妙なブロックに阻まれなかなか前に出ることができない。それでも慎重にパッシングのチャンスを伺い、奈良原がクランクのインを抑え失速したところを最終コーナーで見事にパッシング。残り10分を残しトップに返り咲いた。誰もシナリオを書いていないのに、いつもなにかが起こる最終スティントでの逆転劇。そのままゴールまで走り抜いたFLR YOUTHが、開幕戦の雪辱をはらし、見事今季初優勝。ランキングでもトップに躍進した。
次戦は初の試みとなる石野との交流戦。また違った戦いの様相もあり、楽しみな大会となるよう期待したい。