◆松﨑、幻のランキングトップ!

 梅雨入り初日のつま恋。SS松﨑、TIA-EX津川、平田、斉藤の4人が参戦したRd.4。今期最多の3台を数えたTIA-EX。前日練習では、斉藤が35秒前半を連発し今日を迎えるも、レースとなるとそうはいかずTTブービーの12位、津川11位。ニュータイヤで公式練習4番手の平田も、7位と出遅れた。予選では津川がベストラップを更新する35.3を出すも10位でゴールし、決勝も10位と一人ポイントをゲットしたが、斉藤、平田は走りの安定さを欠きスタートのアクシデントに巻き込まれたこともあり11位、12位でゴールした。
 一方SSの松﨑は、最近不調TTを7位。予選ではプッシングのアクシデントで6位まで上げたポジションを失い11位でゴール。しかし小変更で望んだ決勝ではまずまずのペースを刻み、1周目の接触で最後尾まで落ちたポジションを、得意の4コーナーでのパッシングを重ね5位まで躍進。ランキングトップを争う増田が接触、朝比奈がマシントラブルで後退するなか、ランキングトップには十分のポジションでのゴールとなったが、途中、増田のスピンによる黄旗中の追い越しがあり、レース後1周減算のペナルティーで12位リザルト。ポイント獲得もならなかった。

◆TIAチームトップの津川

◆アクシデント続きの平田

◆走りの安定を目指す斉藤

◆後方でまとまる3人↓

◆激戦が続くSSクラス

◆ランキングトップを逃す

◆松﨑、猛追で4位!

 季節外れの低温となった、4月のつま恋Rd.3。ヤマハエキスパートに平田、斉藤。ヤマハSSに松﨑の3人が参戦した。ヤマハエキスパートではトップは34秒台にはいり、35秒前半のタイムを出さないとトップ争いができない厳しい状態になってきた。平田、斉藤ともベストタイムで35.5止まりと厳しい戦いが予想されたが、やはり公式予選から後方での戦いを余儀なくされた。予選では斉藤がDNS、残る平田もスタート直後にスインアウトするなどさんざんな結果に。上位アップを狙った決勝でも、共に大幅なポジションアップすることなく、11位12位でレースを終えた。
一方SSの松﨑は、公式練習で33秒7と自己のベストタイムを更新し期待が持たれたが、公式予選に入るとなぜかいっこうにタイムが上がらず、33秒台にも入れることができず、まさかの12位と出遅れ。予選でも8位とポジションアップはするも、ラップタイムは落ちる一方。原因不明のまま決勝を迎える直前、一度はあきらめたものの、ホイルを履き替えシートの剛性を落としてグリットに着く。そしてレースが始まると、明らかに動きが激変。8位からのスタートであったが、1台1台パスし4位まで上がると、ストレート1本近くあった3台のトップ争いとの差を、徐々に詰め遂に射程に収める激走。そして一時は3位まで上がるも、バトルの末4位でゴールした。今回は大幅なランキングダウンを覚悟したレースであったが、何とか4位10Pを重ね、まだまだチャンピオン争いに絡むには十分なポジションをキープすることができた。

◆トップとの差はまだまだ大きい

◆決勝ではキャブを失敗

◆トップでこの争いを

◆まさかの中断スタート

◆決勝では生き返る

◆猛追で4位ゴール

◆ 塚本兄弟、最悪の日曜日!

 前戦、TTノータイムから5位入賞と速さを見せたセルオープン塚本(和)に加え、PRDに弟、塚本(浩)が参戦した鈴鹿Rd.2。晴天の下、またも前日夜半の雨でTTはウエットコンディション。得意のちょい濡れ路面でトップタイムを刻み続けるも、どんどん回復する路面の中ラスト一周前車に追いついてしまい逆転で4位で終える。予選はドライタイヤでの戦いに。予選2列目からスタートすると、1-2コーナーでの混乱に巻き込まれスピン最下位に迄転落。しかし、2週目には4台をパスし追撃態勢にはいるも、遅い前車にコーナー出口で接触。コースアウトで大きく遅れ、重ねて、追いついたトップ集団に進路を譲るも、バトル最中のトップ争いが激しく追突。そのままマシンも大破、DNFにおわった。マシンも修復し、開幕戦同様の追い上げのレースとなってしまった決勝。ラップは速いのでどれだけポジションをあげられるかが楽しみのレースとなったが、始まってみると全くペースがあがらず苦しい展開になり、16位でレースを終えた。レース後の点検で、コースアウトした時に吸い込んだと思われる、鈴鹿特有のサンドトラップの小さな砂利が、ノイズボックスより多量に出てきて、エンジンのエアーの吸入を著しく妨げていたことが判明。またしても、上位の結果を残せず、悔しいレースとなってしまった。一方、2008年以来の鈴鹿参戦となった塚本(浩)だったが、前回2位表彰台を獲得しており、トップ争いは確実かと思われていたが、こちらも始まってみると、TT19台中17位と苦しい展開に。予選も、決勝もラップは伸びず、17位でレースを終えた。

今年こそ、速さを結果に!

予選は、セカンドローから

またしても、不運の結末に

久々の鈴鹿参戦

まさかの逆セカンドロー

前回2位も全く不調のまま終了

◆松﨑、ランキング2位を死守!

 一ヶ月のインターバルで、つま恋Rd.2が雨の中開催された。ヤマハエキスパートでは、津川に加え、斉藤が初参戦。前日の雨練習からの好調さを持続させ、TTトップと.3秒差の7位と検討。しかし、初の雨レースと悪条件の中、予選、スタート直後のごたごたに巻き込まれスピン接触と最後尾に脱落、見事に初レースの洗礼を浴びる事と。しかし決勝では、最後尾から堅実な走りで見事7位完走のリザルトを残した。一方津川は、雨の中丁寧な走りを心がけるも単独スピンにてポジションダウン、9位完走に終わった。
 SS松﨑は、TTでは7位と出遅れるも、予選では2週目には3位にポジションアップ。しかし4コーナーでのパッシングで接触し、おおきく後退。決勝では、10番手からの追い上げで、手堅く1台1台をパッシング。4位10ポイントを上げ、ランキング2位を死守した。

◆レースデビューの斉藤

◆EX 2戦目の津川

◆雨ではSEC有利の中、。

◆初レースの洗礼を浴びる

◆単独スピンに沈む

◆宿敵、朝比奈には勝ったが、、

◆塚本(浩)、幸先よく開幕戦で優勝!

 2年連続シリーズ2位に終わった塚本弟は、チャンピオン獲得を目指して今年も111cup E3クラスの参戦。

開幕戦はつくば2000。あいにくの激しい雨の中でのレースとなった。

予選は、1周めからスピン車両が続出する波乱の展開。3台がコース外にストップし規定で数周で赤旗終了となったが、序盤からしっかりタイムを出した塚本弟は、総合4番手のタイムをマークし、2戦連続のクラスPP獲得を獲得。

雨のまま迎えた決勝、得意のドルフィンスタートが決まった塚本弟は、並み居る上位クラスを抑え一時2番手を走行。さすがにパワーの勝る上位クラス勢に交わされたものの、同クラスのライバルはしっかり押さえ、総合5位でチェッカー。みごと開幕戦でクラス優勝を飾った。

◆総合でも4番からスタート

◆ロケットスタートで2位へ

◆開幕戦でクラス優勝

◆塚本、TTノータイムから猛追の5位!

 2009年、ファーステストラップを刻むなど速さを見せるも最高位6位と結果を残せなかった、セルオープンマスターの塚本。今年も同クラスにチャレンジする。前日のドライ路面から、日中晴れの天気予報も夜半からの雨が上がらず予想外のウエット路面に。どたばたのレインセッティング変更が裏目と出て、公式予選、タイヤが外れるトラブルでノータイムと、最後尾からの予選を余儀なくされた。雨もすっかり上がり、路面の回復待ちのなか、ほとんどドライ路面のなか、数カ所濡れたコーナーが残る難しいコースコンディションの予選を、ドライタイヤを決勝に温存し、レインタイヤで出走。なんとか13番手までポジションアップ。そして、今回からの横浜SL07タイヤ初のセッションとなった決勝。走り出してみたらセッティングもばっちりで、次々と前車をパッシング。5番手までポジションをアップし表彰台も見える展開となったが、後半ラップが伸びずそのままゴール。初戦は5位となったが過去最高位の結果を残した。終わってみれば、又もMAX最速のラップを記録するなど、いつ勝ってもおかしくない状況に変わりはないが、ウイークポイントのブレーキ問題はまだ解決された訳ではないなか、次戦こそV獲得をを期待する。

◆セットばっちりのTRULLI

◆ブレーキに爆弾を抱える

◆最高位の5位

◆松﨑、SS初戦で2位表彰台!

 2010年もカートレースシーズンがつま恋から開幕した。SL全国大会の開催も決定し、SSもエントリー台数が倍増、カデットもTRY、オープンの両クラスが単独で成立するなど、盛り上がりを見せている。
ヤマハエキスパートでは、チャンプ松﨑の穴を埋めるべく、ジュニアからステップアップの津川、年末新車を投入し今年にかける平田が参戦。ニュータイヤを投入し、朝から好調の津川は、TT4位を獲得。トップが目の前に見える位置からの予選スタートとなり、決勝でも一時3位を走行するなど成長の証を見せるも、バトルに負け接触スピン。初表彰台もお預けとなってしまった。一方平田も、朝一のキャブトラブルでTT最下位と低迷するも、予選では3番手タイムの走りを見せスピードを取り戻す。しかしこちらも接触スピンで満足のいくリザルトを残せなかった。両名ともタイム差はトップと.3あまりと射程に入ってきている状態。次戦での検討を期待したい。
 SSにはYAMAHAスカラシップ獲得により、SuperWinforce Y30-Cを手に入れた松﨑がステップアップ。冬眠あけの石山と共に参戦した。前日セットアップを煮詰めた松﨑は、公式練習をトップで終えるも、TTは4位と不完全燃焼。それでも予選では2位まで順位を上げ、初参戦で決勝フロントローをゲット。決勝も不利なアウト側スタートで順位を落とすも、落ち着いた走りで徐々にポジションアップ。終盤は朝比奈との一騎討ちとなるが、ベテランの牙城は堅く攻め落とすまでには至らず、そのまま2位でゴール。2年連続の開幕Vを逃すも、初戦で貴重なポイントを獲得した。今回のメンバーからも、今年のつま恋SSは混戦必死、取りこぼしの許されない状況下での必要十分の結果、走りができたことが、昨年ほとんどノーバトルでのシーズンを送った事から考えれば、著しい成長を密かに遂げていた事がうかがえる。一方、1世代前のつま恋トップランナーの石山は、復活後昔のように走ればトップタイムなどという状況にはほど遠く、旧旧マシンをレース前にスイッチするも、やはり時間が足りず、ぶっつけ本番のレースでも体力も持たず最後は単独スピンでレースを終えた。元々のポテンシャルはあるだけに、次戦までに十分の準備、テストを重ね再チャレンジしてほしい。

◆遂にトップの見えるところに

◆朝一キャブトラブルも復調

◆初戦から、並びの法則

◆復活初戦はDNF

◆開幕Winに後一歩!

◆2010年は2位スタート

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