◆連続ポイントも、最終戦も10位!

 ついに最終戦を迎えた2011鈴鹿シリーズ。前日迄の雨も上がり、ドライでの最終戦となるはずが朝方ポツポツと冷たい物が。それでも公式予選が始まる頃には晴れ間ものぞき、全車ドライタイヤで競技がスタート。しかし塚本のマスタークラスの前のなるとまたもや雨に。とりあえずセットしたドライタイヤで公式練習に出走するも、路面は完全なウエットに。ピットインし急遽レインタイヤに換装するも既に公式予選がスタート。なんとか2ラップ計測することができ、3列目5位を獲得。得意の路面でもう一周あればフロントロウもあり得た残念なTTとなった。そして予選、スタートではタイミングが合わず8位迄ポイジョンを落とし、後半セットしたエア圧が高過ぎ徐々にペースダウン、9位で予選を終えた。予選ではペースは良かったもののパッシングにはいたらなかったので、ギア比を下げストレート重視に変更。エアーも調整して決勝に望んだ。今度はスタートも決まり2台をパス。しかし、2週目2コーナでオーバーラン、ポジションを1つ落とす。しかし、前方集団にはすぐに追いつきパッシングのチャンスを狙うと、狙い通りストレートで2台をパス。このまま6位でレースを終えるかと思われたが、下げたエアーが下げ足りなかったのか、終盤またもマシンの挙動が落ち着かなくなり次々とパスされ結局10位でゴール。連続ポイント獲得とはいえ、予定とはほどと遠い結果で終えることとなった。

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突然の雨も3列目を確保

開幕当初の走りはどこに

激戦区での戦いは2012へ

◆松﨑(凌)、怒濤の追い上げも逆転チャンプならず!

 チャンピオン決定が最終戦迄もつれこんだつま恋ヤマハTIAクラスに、松崎(凌)、斉藤の2名が参戦した。ランキング2位で迎えた松崎は、逆転チャンプへむけてランキングトプのKENTに対し、8ポイント以上の獲得が条件となっていて、優勝して相手が3位以下と条件的には可能性を残してのレースとなった。何が何でも優勝を目指す松崎は、気迫の走りで今期2度目のTTポールを獲得。しかし、迎えた予選。スタートを決めるも2週目の1コーナーでインをさされ、そのまま2位でゴール。そして逆転をかけ決勝へ。序盤離された差を終盤じりじりと縮め、ラスト2周にはロックオン状態へ。しかし、仕掛ける迄にはいたらずそのまま2位でゴール。決勝ファーステストラップは記録するも、逆転はならなかった。一方斉藤は、TT4位と好発進。予選では痛恨の単独スピンで、決勝は最後尾からの追い上げとなる。しかし決勝では落ち着いた走りで3位ポジションを守り抜き、参戦2年目で初の表彰台を獲得した。来年は松崎、斉藤、平田での表彰台独占も夢ではないだろう。

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TTポールも初優勝ならず

Newスーツでついに3位表彰台を獲得

表彰台2、3位をゲット

◆松﨑(凌)、指定席の2位表彰台!

 今年も残り2戦となったつま恋Rd.6。通年で最高のコンディションの中、ヤマハエキスパートには逆転チャンプを狙う松﨑(凌)、斉藤が、SSには松﨑(翔)が参戦。前戦5位でランキングトップを滑り落ちた松﨑(凌)は、逆転Vへ背水の陣で望む。自らのつま恋コースレコードを.2以上縮めるラップを刻むも、KENTに.08及ばず、TTは2位。予選何とか食らいつこうと望むも、スタートで高橋に先行され3位へ後退。焦るあまり最終コーナーで接触し、又もFカウルが飛びリタイヤ。どたばたと最後尾からのレースとなってしまった決勝だが、ここでは落ち着いた走りで1台1台をパッシング。見事2位までで返り咲くも、時すでに遅く、トップKENTは遙か彼方に。それでもポイントでは7ポイント差と、最終戦で優勝しKENTが3位以下で逆転チャンプの可能性を残した。一方、タイム差を開けられ悔しい展開のレースが多かった斉藤だが、コンディションの良さにもにも助けられ自身ベストラップを次々と更新し、順位はともかく今期ベストレースとなった。タイムアップのコツをつかんだか、次戦が楽しみな展開となってきた。
 SS松﨑(翔)は、前日練習ではトップと大きく水をあけられる事となったが、細かいセッテイングを重ねTTでは.34差の6位につける。しかし予選ではスタートで前車に乗り上げ大ジャンプ!着地も決まって順位を落とすことなく6位でゴール。しかしトップとの.2のラップ差は詰まらず、決勝では久保とのマッチレースとなったが結局刺すことはできず5位でゴール。まだまだ課題の多い結果となった。

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逆転チャンプへ激走

確実にポイントゲット

今回、大幅タイムアップ

コツをつかんだ2コーナー

トップバトルに後一歩

納得いかない2位表彰台

◆塚本、今期初ポイントをゲット!

 前戦をつま恋バッティングで欠場した塚本が、鈴鹿マスターズクラスに参戦した。晴れの開幕戦、雨の第2戦とも予選フロントローをゲットし、晴れでも雨でも安定した早さを見せていた今年の2011トニー&塚本のコラボであったが、土曜の練習ではいまいちぱっとせず一抹の不安を感じる仕上がりであった。しかし、周りもタイムが出ておらずほぼトップタイムを記録するも、厳しい戦いの予感のまま、決勝当日を迎える。新品タイヤでのタイムアップもあり、前日よりは楽な展開になるかと思われたが、公式予選、前日のタイムを上回れず中段下位の12位と予想外の順位で予選ヒートへ。原因究明の各部チェックにより、排気バルブの軽度のゆるみが発見され、これで通常の戦いができるかと楽観して望んだQHでも、結局順位を上げるどころか後方からのプッシングで最後尾まで順位を下げ、なんとか14番手でゴールするのがやっと。決勝、結局原因が分からず、ジェットをしぼって挽回をはかるも、ラップタイムはいっこうにあがる気配もなく、おまけに、レース中盤ブレーキパッドの剥離により手負いの状態での走行を余儀なくされ、リタイヤも視野に入れるも、なんとかフロントブレーキにたより、なんとか完走。周りのリタイヤにも助けられ、10位でゴール、不調の中、今季初ポイントをゲットした。

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中段からのレーススタートに

最後迄復調せず終了

何とか今期初ポイント

◆松﨑(凌)、今期初、表彰台を逃す!

 暑さもぶり返した夏空の下、つま恋Rd.5が開催された。2週間前開催のサマーフェステバルの直後とあり寂しい参加台数となり、ヤマハエキスパートは不成立のヤマハジュニアの4台を含め11台での戦いとなった。ランキングトップの松﨑(凌)はサマーフェスティバル時の絶不調からは脱するも、TT5位と厳しいポジション。予選で4位までポジションアップするも、決勝でもラップタイムが伸びず5位止まり、ライバルKENTが優勝したため、2点差でランキングトップを明け渡す事となった。斉藤も、練習量が少ないためか、大幅なタイムアップを図ることもできず、下位に甘んじるレースとなってしまった。
 一方YSSの松﨑(翔)は、ニューヌードを投入した前戦に、低迷かららの脱出に一筋の光を見いだし、楽しみな戦いになるはずだったが、ふたを開けてみれば、トップの増田からは基本セットで0.5秒以上はなされ遙か彼方に、2位集団にもついて行くのがやっとの展開に。TT4位から、予選決勝6-5位と、きびしいマテリアル状況が明らかとなってしまった。両松﨑とも、次戦までには課題山積の状況と、厳しい終盤戦を迎えることになった。

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ランキング2位に後退

徐々にステップアップを謀る

厳しい状況の展開に

◆松﨑(凌)、指定席の2位表彰台!

 連日の猛暑のなか、ヤマハ他メーカー協賛によるビッグイベント、つま恋サマーフェステバルが開催された。ヤマハエキスパートには、現在ランキングトップの松﨑(凌)、斉藤の2名が参戦。2週間後のつま恋シリーズ戦の前哨戦ともいえる大事なレースではあったが、松﨑はTTブービーと低迷。斉藤も最下位に終わりまさかの逆フロントローからの予選となってしまう。加えてQH/1ではローリングで前車に追突し、スタート後Fフェアリングが外れDNF。QH/2では後続に突っ込まれて万事休すと最悪の予選となり、再起を図った決勝でもラップが伸びず10位、斉藤も前日の絶不調からは脱するも13位でゴールした。一方、ニューヌード投入後初レースとなった松﨑(翔)は、TTではクリアラップがとれず15位と中段に埋もれるも、QH/1で8位、QH/2で4位と徐々にポジションアップ、決勝セカンドロースタートと、遂にトップをとらえるところまで躍進。しかし決勝では、スタート直後の2コーナーでアウト押し出されストップ、その後走行を続けるも、17位と残念な結果で終わる事となってしまった。目標のぶっちぎりには、もう一歩足りない現在だが、トップバトルの可能なところまでにはマシン的には仕上がっており、2週間後のシリーズ戦が楽しみな展開となってきた。

まさかのTT、ビリ-ビリ2 、ビリ-ビリ

気迫の走りで全ヒート完走

丸一日、絶不調のまま終了

ニューヌード投入で復調の兆し

定位置復活まで、後一歩!

あと一歩のセッティングを!

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