◆小林、SSステップアップ初戦は、不完全燃焼!

 1年でTIAクラスを卒業し、小林が名車TONY KARTを得、SSクラスにステップアップ、石野のチャレンジクラスに初参戦した。公式練習から好タイムを連発し、公式予選では3番手を獲得。2列目からの予選では、スタート直後に2位に上がると徐々にトップの服部を追い込み、終盤とらえてついにトップに立つ。しかしスリップに入られ再逆転されるも、2位でゴールしSS初レースを決勝フロントローから迎える事になった。SSデビューウインをめざし決勝が始まる。今度はスタート直後は3位に転落、そのまま5コーナーでインを差されると、頑張ってはいけない6コーナーへ並んで進入、そのまま出口ではじき飛ばされクラッシュパッドの餌食となってしまう。その後再スタートし終わってみれば2番手のタイムを刻むなど速さは示し、デビューウインはならなかったが表彰台獲得も夢ではなかったことを証明した。元々1年しかないレース経験を積むための参戦であった事を思えば、いろいろな経験を積むことに成功したレースであった。

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縁石を攻める走りの小林

2014年は飛躍の年

SS初戦で決勝フロントロー

◆塚本(浩)、3年ぶりのチャンプ獲得!

 E1クラスシリーズランキングトップで迎えた最終戦。完走すればシリーズチャンピオンという絶対的優位な状況のなか、予選をクラス3位で手堅くまとめた塚本(弟)だったが、予選中に騒音に厳しい袖ヶ浦FRWの音量警告のサインを出され、決勝は7,000回転縛りで走らざるを得ない状態に。迎えた決勝、得意のスタートで1台を交わすも、その後は持ち味のパワーを最大限に発揮できず、すぐにポジションダウン。クラス3位をキープ作戦に変更し、そのままチェッカー。シリーズポイントを12ポイント加算し、E1クラスフル参戦1年めにして、見事シリーズを制することとなった。

◆斉藤、取りこぼした表彰台!

 つま恋のTIAクラスランキング2位として、静岡から孤軍参戦した斉藤慶。前日入りも、15分3回だけの走行枠と厳しいスケジュールにも対応し、走行2回目にはほぼトップタイムを刻み、対応力の高さを示した。2DAYSで行われる今大会。1日目の土曜日ニュータイヤを履き公式練習、タイムトライアルと挑むも結果は4番手、それでもセカンドローの予選ポジションを得2日目を迎える。どんよりとした曇り空の元、そして予選。なんとここで目の前のセカンドポジションの小野寺がタイヤのウォーミングアップ中にスピンで消え、目の前が開ける絶好の展開に。しかしここでスタートに自重しポジションをうまく上げられずに結局3位でゴール、決勝を迎える事となった。午後3時頃からの雨予想であったが、昼休みにはぽつぽつと雨粒が落ちだし、路面はウエット状態に。ドライ宣言が解除され、そのまま雨は上がるも午後の決勝がスタート。1組目のSS Div-2では、何人かが逆転をかけドライタイヤを選択するも、全く勝負にならずチャレンジに失敗。2組目のカデットオープンでも1人がドライを選択するも、1周目にスピンし敗退。それを見てか、TIA直前のTIA Jrでは全員がレインタイヤを選択、おかげで路面状況がつかめず、厳しいタイヤ選択を迫られる結果となり、刻々とTIAのスタート時間が迫る。PPはレイン、セカンドがドライを選択する中、斉藤はポールに合わせレインを選択。序盤でドライ勢に差をつけ、後半路面が乾いても逃げ切る作戦を選択。そして決勝がスタート。なんなくポールにつづき2番手にポジションアップし1コーナーをまわり、15周の決勝がスタート。しかしココで、抜いたドライタイヤの久保が全く同じペースで食らいついていくる。この時点で、タイヤチョイスの失敗を確信、敗北のレースとなってしまった。それでも終盤までレインタイヤのトップで追い上げてくるドライタイヤ勢とのバトルを満喫し、悔しいながらも納得のレースで9位完走となった。レースにれば、たら、はつきものとはいえ、今年1年の成長を表彰台で締めくくれる実力があっただけに、ほんとに惜しいレースとなってしまった。

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初コースを巧みに攻略

バトルも満喫

惜しくはタイヤのミスチョイス

◆松﨑凌平、SS参戦初年度でシリーズチャンピオン獲得!

 早くも最終戦を迎えたSLカートミーティングつま恋シリーズ。
 ランキングトップで迎えたTIA斉藤は、公式練習、131/1000秒差で4位で終えると、TTタイムを上げられず5位と低迷。予選、スタートで3位に上がるも、ギア比を調整が裏目にはまりペースが上がらず6位に後退しゴール。それでも決勝、ランキングを争う櫻井も不調で5位とこのままのポジションを守れば難なくチャンピオンという状態で、スタート直後の小競り合いで接触スピン、最後尾にポジションを落とすことに。一方、櫻井は、混戦をうまくすり抜け2位にあがる。このままでは、逆転ででチャンピオンをさらわれる展開。最後尾9位から6位になれば同ポイントで優勝回数の多い斉藤に軍配が上がると、何とか猛追を開始した斉藤であったが、1つポジションをあげるにとどまり万事休す。盤石と思われた2013年のチャンプを取り逃がし、悔しいランキング2位で終わった。朝のタイムが予選、決勝と出ず、原因不明のまま全国大会のもてぎを迎える事となってしまった。一方、最近安定した速さを身につけつつある小林は、TTで初の34秒台で2位に入り2度目のフロントローを獲得。予選でも、スタートを決めるとトップ伊藤を猛追、危なげなく2位でゴール、決勝フロントローを獲得した。来期からSSクラスへのステップアップが決まっているTIA/FD最後のレースで、何とか優勝を狙得るところまで駒を進め決勝をスタート。しかし肝心なスタートをミスりポジションを大きく落とす。最低表彰台をとプッシュを続けるもパッシングに成功せずそのまま4位でゴール、表彰台を飾ることなく最終戦を終了した。しかしランキングでは斉藤に次ぐ3位を獲得し、素晴らしい結果を残したといえる。
 もう一方のSSクラス。こちらもランキングトップで迎えた松﨑凌平も、TTでは5位と出遅れる。援護射撃の兄、翔平が3位につけて予選をスタート。丁々発止、各所でバトルとなり目まぐるしく順位が変わる中、混戦を制して凌平がトップでゴール、翔平は接触スピンDNFでレースを終えた。PPで迎えた決勝。絶対的スピードの足りない凌平であったが、ライバルたちの脱落にも助けられ、序盤でトップに立つと、翔平も最後尾から2位迄ポジションを上げ弟凌平のチャンピオン取りをアシスト。後半は余裕のレースとなりそのまま優勝を飾り、見事2013年つま恋SSクラスのチャンピオンに輝いた。一時は、経年劣化によるマシンの戦闘力の低下のまま戦い続けチャンピオンを取り逃がした昨年のTIAクラスの二の舞かとも思われたが、マテリアルの不利を腕でカバーし最終戦を制した戦いは賞賛に値するだろう。

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FD最終レースで、TT2位を獲得

余裕のポイント差で迎えた最終戦だったが

TT出遅れるも、予選をトップでゴール

弟のチャンピオン取りに¥援護射撃

初のフロントローをゲット

チャンプ獲得へ決勝PPからスタート

初の同クラス参戦で兄弟1-2を飾る

TIAクラスまさかのRKG2位の斉藤、3位小林

2013つま恋SSシリーズを制す!

◆斉藤、今期3勝目を飾りランキングもトップへ!

 11月開催のもてぎSL全国大会への招待枠をかけ、つま恋Rd.6が開催された。4戦を終えライバル櫻井と2勝づつと分ける戦いのTIA斉藤。ランキングトップ逆転をかけ公式練習を堂々とトップで通過。しかしタイムトライアルでは僅差でポールを奪われ2位から予選へ。しかしスタートでトップに立つと、その後は単独走行でそのままゴール。決勝でも1度も絡むことなくトップチェッカーを受け優勝。ランキングも逆転、みごと全国大会への切符を手にした。一方小林は、タイムトライアルでバンパーボルトが折れオレンジボールを降られ最下位と出遅れると、予選決勝でも、トップと変わらないタイムを刻むもポジションを上げられず終了。表彰台も逃し課題の残る結果となった。マシンの調子が上がらず苦戦が続く松﨑(凌)は、タイムトライアルを5位と出遅れるも予選で3位迄ポジションを上げると、決勝では他車のアクシデントにも助けられて2位でゴール。こちらもランキングをトップに戻すことに成功した。
 また今回、4stマシンによる2時間耐久イベントも開催され、懐かしいOBメンバーも多数参加し、気持ちのいい汗を流していた。

今期3勝目を上げRKGもトップへ

緊急参戦の平田

課題の残る結果の小林

4pit差で最終戦決戦へ

チャンピオンに王手の斉藤

レースをまとめ2位表彰台の松﨑

18台と盛況だった4st耐久

FLRスーツの共演

OBメンバーも活躍

◆松﨑(翔)、緊急参戦は10位と低迷!

 ペトロナスチャレンジ2013が終わり戦いの場を求めていた松﨑は、今期優勝を飾っている石野へ緊急参戦した。石野初戦を2位、レインのRd.2で優勝している松﨑は、週末完全雨予報を信じ現地に入るも、朝の雨はすぐに上がり予想外のドライレースとなってしまう。公式練習、まさかの10番手と出遅れるとその後もいっこうにスピードを取り戻すことができず、公式予選ワーストの14位。予選も15位。決勝、なんとかレースをまとめるもシングル一歩手前の10位でレースを終えた。

予想が外れ終日ドライレースに

まさかの後方スタート

シングル届かず10位、次は倍返しだ!

◆塚本(弟)、今期2勝目を飾りランキングもトップへ!

 前戦袖ヶ浦ラウンドで、マシントラブルによりまさかの決勝DNSとなった塚本(弟)は、ブローしたクラッチとミッションを対策し、LSDを投入して第4戦に臨んだ。開幕戦同様の雨まじりの天候のなか、開幕戦以来のぶっつけ本番の予選で1′4″6の好タイムをマーク、初のポールポジションを獲得した。迎えた決勝、スタートを決めホールショットを奪った24号車の塚本(弟)は、ニュータイヤと軽さを武器に軽快な動きを見せる2-11NAを駆る阿部選手を巧みに押さえ込み、見事トップチェッカー。ファーステストラップも刻み完全優勝を飾った。これでランキングもトップ返り咲き。最終戦をかなり優位な状況で迎えることとなった。

アップデートも決まりマシン復活

今期初のPPもゲット

2周目を上げ、RKGもトップへ

◆松﨑、ハイグリップ&初コースに、屈辱のDNF!

 2013年からの新シリーズペトロナスチャレンジ2013が、早くも最終ラウンドを迎え初年度のチャンピオンが決まった。ホームつま恋で開幕Rd.1/2を戦った松﨑(翔)は、初のハイグリップタイヤでのシリーズにもかかわらず、地元の利を活かしRd.1を2位、Rd.2をPPから優勝を飾り最高のスタートを切るも、転戦となった琵琶湖スポーツランドでのRd.3/4では、レースをまとめられず9位2ポイントを獲得するにとどまる。しかも、ホームに戻ってきたRd.5/6では1ポイントも取れずランキングも7位に後退。不調を脱すべく、最終ラウンドの戦いの場APGに乗り込んだ。
 練習ではエンジンの点火系のトラブルに見舞われ、パーツ交換にて復活したエンジンに、今までの不調の原因を重ね合わせてみたものの、少ない練習走行ではつま恋の逆回りのAPGの攻略には至らず、まわりからは遅れるタイムを刻むことしかできなかった。望みをかけニュータイヤを下ろすも、やはり思うようにタイムアップせずに、首もGに耐えかねて悲鳴を上げ前日練習も終了、不安だらけのレース当日を迎えることとなった。そしてレース当日、Rd.7のタイムトライアルが始まる。ニュータイヤを履き各車が大きくタイムアップを重ねる中、やはり前日通りのタイムしかでず16位で終了。そして決勝、スタートでいくつかのポジションを稼ぐもすぐにもとのポジションに戻り走行を重ねる。なんとか集団に食らいつきレースを続けるも、終盤前日痛めた首が限界となり、ゴールを迎える事なくレースを諦めDNF。Rd.8をそのまま欠場し、松﨑のペトロナスチャレンジ初年度の戦いをランキング9位で終えた。

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最終ランキングはこちら

終盤失速の戦い

準備不足と体力不足を痛感

戦いはこれからも続く

◆斉藤、今期2勝目を上げ、ランキングトップに肉薄!

 ドライレースの続くつま恋SLシリーズ。真夏の太陽の下、今回もドライコンディションで第5戦が開催された。TIAクラスでは参加6台ながら、タイムトライアルでは、0.089秒の中に上位5台がひしめく大混戦の中身の濃い戦いの場となり、斉藤がポール、小林が5番手を獲得。予選、ポールからスタートした斉藤は、序盤トップを譲る場面もあったが、巻き返して何とかトップでゴール。そして決勝、スタートを決めるも2周目、1コーナーで連結列車を決められ3番手へ。3周目の2コーナーで1つポジションを戻すと、次の周には3コーナーでのパッシングを難なく決めトップに返り咲くと、長丁場の決勝レースをミスなく走り抜き、今季2勝目を、TT、予選、決勝ファーステストラップをも制し完全制覇した。小林も、河野との15周にわたる3番手争いのバトルを制し、3度目の3位表彰台を獲得した。
 SSでは、夏になってマシンがぱっとしない状態の続く松﨑(凌)が参戦。タイムトライアルをトップから、0.267遅れで3位で終えると、予選スタートを決め2位にポジションアップするとそのままゴール、決勝フロントローをゲットした。そして決勝、今度はスタートを決められず4番手に後退。高橋との2番手争いが続くも、いまいちペースが上がらず、ミスもあり7番手まで後退。なんとか1台をパスし、5番手でゴールするも、守り続けたランキングトップを譲り渡す結果となった。

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ポールスタートも指定席に

中身の濃い、つま恋TIAクラス

今回は、セッティングが合わず不発

速さを身につけ、初優勝を目指す

三つ巴の大バトルを制し今期2勝目

優勝の斉藤と、3位小林の表彰台

◆村田、復帰戦は完敗のDNF!

 来年からの本格復帰参戦を目指し、村田が役五年ぶりとなる鈴鹿RMCクラスに参戦した。準備時間のないなかでの参戦となったが、乗り慣れたザナルディのシャーシを、最新型のロータックスMAX125で武装して、レース当日に鈴鹿に乗り込んだ。日程が合わず、ハ箱だしエンジンの慣らしもフェスティカ瑞浪での実施となってしまうなど、マテリアルのポテンシャルを確認できぬままでのぶっつけレースとなってしまう。すると、悪い予感が的中。いっこうにタイムが上がらず、公式予選、トップから1秒以上離されまさかの最後尾。キャブ、ギア比を変更し挑んだ予選でも、スタートをきめ4台をパスするも、その後は全くマシンは走らず抜き返され最後尾とポジションはそのまま。しかし予選後、ブレーキトラブルが見つかり、ディスクををすったままでの走行が明らかとなり、かなりの抵抗を受けていたとみられた。キャブ、ギアーともまずまずのセッティングをみつけ、ブレーキトラブルさえなければと決勝をスタートするも、結局ペースは改善されず、途中リタイヤでマシンを止めた。慣らし時間の不足を指定されたが、新型エンジンは回らないよという噂、まさかここまでとは予想も付かず、おまけに当日データロガーが故障しエンジン回転数もわからなかったので、不調から最後まで抜け出せないレースとなってしまった。次回までにはテストを重ね、万全な状態での参戦を目指したい。

ニューワークスーツも新調

最新型のE/Gが全く吠えず完敗

まさかの最後尾スタート

 FLR Personal Result

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