◆松崎の最終戦は、メカトラブルで終わる

 予選落ちが3クラスと、最終戦に来て俄然盛り上がりを見せている鈴鹿選手権シリーズ。来期にはロータックスMAXのフェスティバルの開催も決まり、ますます賑わいを見せるであろう。FLRからはこちらも激戦のSSクラスに松崎翔平が参戦。2Daysとなった初日土曜日の公式予選では、B組10位のタイムを記録する。迎えた日曜日、AB合同となった朝の公式練習では、42台中3番手のタイムを叩き出し機を吐く。そして予選、スタートで2台をパスし8番手に上がるも、ヘアピンでパッシングに失敗し9番手に後退。それでも2台をパスし3番手のラップタイムを記録し7位でゴール、決勝13番手のポジションを獲得する。12月としてはポカポカ陽気だったコンディションが、日が陰り少しひんやりしてきたなか決勝が始まる。しかし混乱のスタートで18番手と大きくポジションを落とす。それでもラップタイムには速さを持って、1台1台パスし上位を狙う。しかし、スタートポジションの13位までポジションを戻しさあこれからというところで、なんとステアリンブボスのボルトが折れて走行不能に。今年幸田の開幕戦での弟凌平と同じトラブルが、最終戦の鈴鹿で兄に襲い掛かることとなった。なかなか結果を残せない鈴鹿シリーズだが、ライのんも戦いは続いていく

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2Daysで練習不足のままレース

サンデーモーニングは全体3番手タイム

この後トラブルが襲い掛かる

◆小林、MAXデビュー戦は厳しい結果

 来年度、MAXシリーズに3人がステップアップするFLR。先陣を切って、小林がデビュー戦を迎えた。練習ではトップ集団で戦えるタイムを叩き出し、自信を持っての参戦となった。しかし、前日練習ではタイムが伸び悩むも、最終セッション、気温が下がり各車がタイムを落とす中、その日のべストラップを記録し、セットアップの方向性もつかんできた。そして決勝当日。新品タイヤに履き替えタイムトライアルに出るも、新しくトライした斜視セットが悪く、21番手と出遅れる。セットを戻し予選へ。序盤は混乱の中ポジションアップに成功するも、徐々にパスされ、最後は単独走行で18番手でゴール。結局ラップタイムはあげるも、練習タイヤでの前日タイムをまだ上回れないでいる。予選後半はタイヤがたれぎみだったのでエアー圧を調整し決勝へ。しかし後方ポジションのため逆転をかけ勝負のキャブセット変更が裏目となり、スタート1週目では3台をパスするもその後はペースが上がらずズルズルと後退。結局、23いでレースを終えることとなった。新年度シリースからはチームメイトも増え、データ共有等さらなセットアップを進め、初参戦シリーズに旋風を巻きを越してもらいたい。

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MAXデビューの小林

今回は結果を出せず

今回は経験を積む事に重き

◆高橋拓麻、連勝も逆転チャンプならず

 早くも最終戦を迎えたつま恋Rd.6。逆転チャンプを目指す高橋と、インドネシアから一時帰国の高橋がカデットオープンに、最近徐々に速さを身につけつつある伊藤がTIAに参戦した。TIA伊藤は、TT、予選とトップから1秒近く離されるラップでともに5位。決勝ではラップを35秒台まで上げるも、そのまま5位でゴールした。カデットオープンでは、インドネシアからからスポット参戦の森が、しばらくぶりのつま恋に苦戦。TT-6位から予選4位までポジションを上げるも、決勝は接触リタイヤに終わってしまった。一方高橋は、TTからチャンピオンを争う八木とのバトルとなったが、惜しくも2位で予選に挑む。序盤ペースの上がらない八木を2週目に仕留めると、そのままトップでゴール。決勝、ポールポジションから無難にスタートを決めると、ミスのない走りで走りきり、見事優勝。前線につぎ、早くも2勝目を挙げた。しかしランキングトップの八木が3位に入ったため、ポイント逆転とはならず、シリーズを2位で終えることになった。第二戦の欠場ノーポイントがおおきくのしかかり、惜しいシーズンとなった。

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激戦のつま恋カデットオープン

今季2勝をあげた、高橋

インドネシアで武者修行中の、森

来年度にむけスキルアップ中の、伊藤

ライバルも急成長中

2連勝達成の、高橋

◆高橋拓麻、ホームつま恋で初優勝を飾る

 残り2戦となった、ホームつま恋SLカートミーティングシリーズ。カデット・オープンの高橋は、チャンピオン獲得の可能性を残す。現在ランキング2位の高橋は、ランキングトップの八木の前でゴールすることが絶対条件。公式練習前から降り出した雨に、路面は完全ウエット状態に。新品レインで公式練習は2番手で終わるも、余力を残して終了。タイムトライアルでは序盤からトップタイもを連発するも、ライバル八木にスリップを使われ一発タイムで逆転を喫し2番手に。不利なアウト側スタートとなった予選。スタートで順位を落とし3番手になるも、抜き返して2番手にポジションアップ。しかし、トップに逃げられそのままゴール。降り止んだ雨に路面は急速にドライに変化。タイヤが自由宣言となるとスリックにスイッチし決勝へ。今度はスタートを決め2番手のまま1コーナーへ、序盤ペースの上がらない八木を4コーナーで仕留めトップに立つ。タイヤが暖まってくると八木もペースを上げ迫ってくる。それでも落ち着いたノーミスの走りでレースをまとめ、周回遅れにも助けられ、最後は余裕でトップチェッカーを受け念願の初優勝を上げると共に、逆転チャンピオンの望みを最終戦につないだ。

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予選まではウエットレース

決勝、大バトルを制し

初優勝を果たし、はしゃぐ高橋

◆松﨑(凌)瑞浪SL戦は、不完全燃焼で終わる

 地方選FP-3で劇的逆転優勝を演じた、験の良いフェスティカ瑞浪のSLシリーズに松﨑(凌)が参戦した。タイヤをヨコハマからブリジストンに履き替え前日からコース攻略に挑むも、優勝したときとは違う灼熱のレースコンディションにいまいちセット合わせきれず、公式練習5番手にとどまる。そして公式予選、ポジションアップを図り挑むも5番手とかわらず終了。予選では、ストレート重視のセッティングに変更するも、それほどストレートも伸びず後半エンジンがたれて7イトポジションダウン。キャブ、ギア比を再セッティングして決勝をスタート。スタートで5位に上がると、2周目にも1台をパスし上位を狙う。予選よりもエンジンの伸びも良さそうで、ここからがほんとうのレースかと思われたが、その後ぺーすが上がらず防戦一方の展開に。抜きつ抜かれずのレースを展開するも終わってみれば7位と不完全燃焼の瑞浪SL戦となってしまった。

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SLシリーズでも勝利を目指す

石野同様激戦のSSクラス

今回は不完全燃焼で終わる

◆石野SSは、混沌のランキング争いに

 石野SSフル参戦の松﨑(翔)が、激戦のSSクラスに参戦した。最近一発の速さが影を潜め、サンデーモーニングは中断からのスタートになることが多くなってきたが、気になるフレーム修正を終え、公式練習4位、公式予選も終盤まで2番手をキープするまで調子を戻してきた。終盤逆転されて4位からのスタートの予選。不利なアウト側のスタートも無難に決め、1周目には3位迄ポジションを上げるも、激戦の石野結局5位で予選をゴールした。決勝、イン側スタートから3位にポジションを上げるも、2周目ストレートでかわされ、4位に後退。それでもトップ工藤は逃げることも出来ず数珠つなぎの展開に。6周目には3位に戻すと、後半一時2位迄ポジションを上げる。結局、トップにはせまることなく3位でゴールした。ランキングトップの新海が7位に沈んだため、トップと3ポイント差の2位タイに躍進。トップ4台が6ポイント差の中にひしめく混戦状態に。全国大会の切符をかける戦いも、残り1戦となってきた。

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フル参戦の石野シリーズ

RKGは2位タイに浮上

3位表彰台を獲得

◆高橋、伊藤が高速コースにチャレンジ

 FLR2年目のチャレンジとなった、富士スピードウエイショートサーキットおけるグランドサマーフェスティバル。2年連続参戦のカデットオープン高橋は、練習走行からセットが決まらず後方タイムに沈む。それでもタイムトライアルは6番手タイムを記録。しかし予選ではスタートで3台に抜かれると、その後もペースについていけず9位でゴール。決勝、キャブセットを変更し望も一歩後退、10でゴール。つま恋ではいつも自分の後方を走っている選手にも敗れ、悔しい結果となった。一方、3台と寂しいエントリーとなったTIA-Jr.伊藤。得意の高速コースではあったが、初参戦ぶっつけ本番の苦しいレース。それでも、予選決勝と完走し3位表彰を受けた。

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2年目の挑戦の高橋

最後までセットを煮詰めきれず惨敗

速さのむらを無くす野が課題

初コースを攻める伊藤

TIA-Jr.、3台によるバトル

完走で3位表彰を受ける

◆高橋、連続表彰台も、一歩後退

 なんとかカデット・オープン、TIAの2クラス開催にこぎ着けた、ホームつま恋第4戦。カデット・オープンには逆転チャンプを目指す高橋が参戦。ニュータイヤを投入し万全を期すも、公式練習は2番手と出遅れる。さらにタイムトライアルでは、トレッドが傷でめくれあがるトラブルに見舞われ4位とさらに後退。タイヤを交換し挑んだ予選では、スタートで3位に上がるとスピードを取り戻し2番手争いを展開。そのまま3位でゴールするも、決勝に期待が高まる。しかし決勝ではキャブセットに失敗しじりじりと離され、単独3位の走行となりそのままゴール、ポイント争いでは離されるも、連続表彰台を獲得した。TIAでは、ホームつま恋初レースとなった伊藤が参戦。タイムトライアルから、元チャンプのKENTと激しくポジションを争いを展開。3位スタートの決勝、ここでもKENTとバトルを繰り広げるも、やや強引にインを刺された1コーナーでそろってコースアウト。クラッシュパッドに突き刺さって再スタートできず、ばとるの決着はあっけない幕切れとなり、ホーム初表彰台もお預けとなってしまった。

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優勝を狙うも決勝で失速

激戦のカデットオープン

連続表彰台獲得

セカンドローから決勝スタート

表彰台を争う激しいバトル

2台コースアウトも再スタートできず

◆松﨑(翔)、予選で大幅順位アップも、決勝はDNF

 先週瑞浪から休みなしの連戦となった、松﨑(翔)のSSチャレンジ。最近一発の速さが影を潜め、公式予選16番手と大きく出遅れる。それでも予選ではレース巧者の一面を見せ、9ポジションアップの7番手と気を吐いてゴール。決勝、トップ争いに加わる事ことができるか楽しみな流れになってきた。スタートは7番手を守り長い16周の戦いがスタートする。数珠つなぎの展開で、早くトップ争いに加わりたいところだったが、6番手まで上がるも毎周パッシングのやり合いで、徐々にトップ5台から遅れる展開に。それでも後半、前回優勝者の尾上と7番手を争うガチンコバトルの展開となってしまい、トップ集団はどんどん離れて絶望的な状態に。マシンの状態はよく、どこのコーナーでも差していけるほどセットが決まっていても、後続を離していけるほどのスピードはない。抜いても抜いても抜き返され、結局フラストレーションが溜まるだけのレースとなってしまい、自らマシンを降りDNF。次戦でのさらなるセットアップを誓うのであった。

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今回は古グリッドの34台

マシン良しE/G良しでも勝てない鈴鹿

2度目のフレーム修正に期待

◆松﨑(翔)、瑞浪初表彰台はおあずけに

 先週の瑞浪地方選 FP-3クラス優勝の勢いにのって、兄、翔平がSSクラスに緊急参戦した。天候に恵まれず最後はウエットコンディションになった前日練習。レース当日はその雨も上がり、公式練習からドライ路面へとスイッチ。タイムトライアルでは先週フレーム矯正したマシンが速さを示さず、トップから.5秒以上はなされる8番手と出遅れる。予選ではギア比を上げて挑むも、抜いても抜いてもストレートで抜き返される展開となって7番手止まり。そして決勝、今度はギア比を下げ下げで、ストレートスピードじゅうしで勝負に出ると、中も決して遅くは鳴らず序盤からトップ集団での勝負の展開に。トップがなかなか抜け出ることの出来ない瑞浪のレース。やり合えばラップも落ち、またまた混戦に。バトルには自信があり、3番手まで上がりトップが見えた途端、なぜか走りに精彩を欠き4番手、7番手とポジションダウン。クランク以降のセットがダメで、その後バトルを制するも結局6位でゴーした。

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フレーム修正も速さ戻らず

常時バトルの瑞浪SSクラス

兄弟連勝は幻に

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