◆松﨑、接触でシングル入賞を逃す

 FP3時代と違い、なかなか結果を残せないでいる今年からMAXシニアクラス参戦中の松﨑(凌)。今回は上位フィニッシュをと望むも公式予選13位と下位に沈む。それでも予選8位まで順位を上げ決勝に臨む。細かなセッティング変更を施しスタート。14周目7位で戻ってくると序盤は綺麗な1列渋滞でレースを進め、なんとか6番手までポジションを上げる。しかし後方とのバトル、2コーナーでインをさされ先行を許すも4コーナーではクロスを仕掛けると、アウトからも出ってきた余快と接触、ダートまでに弾き飛ばされ万事休す。そのままレースには戻れるも大幅にポジションを失い、レース後その接触のペナルティを取られ、4ポジションを失い、15位のリザルトを残す結果となってしまった。

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◆斉藤、復活TIAで2位表彰台

 カデットオープンクラスが不成立ながら、SSクラスの復活でなんとか2クラス開催にこぎつけたつま恋第3戦。TIAクラスには、前戦初表彰台の伊藤にかわって、今年MAXにステップアップした斉藤が、トレーニングを兼ねて参戦。昨年ダンロップネクストカップに使用したTIAをのセットアップを、KT&FDタイヤ仕様に戻し前日からコース入り。懐かしいFDタイヤの特性にもすぐなれて、レース当日を迎える。公式練習、新品タイヤで一気にタイムアップするも35秒フラット。タイムトライアルではなんとか34秒台に入れるも、0.37秒遅れの2位。予選、決勝でもラップタイムの差は縮まらず、トップ争いに絡む事もなく終了。悔しい2位表彰台となった。それでも2年ぶりの表彰台とあって、ステップアップしたMAXクラスへの勢いをつけた。

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復活即、34秒台を記録

今回は完敗の2位

MAXへの弾みをつける表彰台

◆松﨑、悪夢の決勝スタート

 約1ヶ月のインターバルで、早くも瑞浪RMC第2戦が開催された。前戦完走8位の松﨑(凌)は、定位置の優勝争いの出来るポジションに早く戻らなければいけない1戦だったが、前日練習から速さが足りず、当日ニュータイヤでの大幅なジャンプアップを期待するも、公式予選10位と開幕戦の4位からは大幅に出遅れる。それでもシングル目前の順位、ポジションアップをかけた予選。スタートで順位を2つ落とし、抜いたり抜かれたりで結局12位でゴール。ラップタイムも一向に上がってこずに、決勝を迎えることに。大幅なセット変更ができないまでも、このままではどうしようもないのでシャーシセット、キャブセットを変更。結果を確認すべく決勝。しかしスタートでフロントローの二人がやり合い接触し、ドタバタする中後方からプッシングを受けカートは横向き、そのままイン側のダートに乗り上げ走行不能に、なんとか再スタートするも、その後は最後まで単独走行となり、マシンの状態もわからない状態で15位でゴール。次戦に課題の残る結果となった。

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今回は速さが足りず。

モチベーションも下がり気味

セットアップの方向性位が見いだせず。

◆伊藤、雨のつま恋で初表彰台を獲得

 2戦連続のウエットレースとなった、ホームつま恋Rd.2。開幕戦不成立だったカデットクラスには、昨年ランキング2位の高橋が参戦。前日のドライ走行では、調子が戻らずライバル勢から0.5秒も離され苦戦が予想されたが、レインタイヤを履くと生き還り公式練習、タイムトライアルとトップタイムを記録。予選でもスタートを決めると、危なげなくトップを1度も明け渡すことなく最終周へ。しかし好事魔多し、なんと2コーナー内側の水たまりに足を取られ痛恨のスピン、4位でチェッカーを受けることに。しかし決勝、スタートするとすぐに2番にジャンプアップ。長丁場20周の決勝、指定席に戻るのは時間の問題かと思われる展開だったが、なんと今度はクランク先でスピンコースアウト。実質の開幕戦で勝てるレースを落とす結果となってしまった。
一方雨の開幕戦で初ポールを獲得した伊藤は、願ってもないレインレースとなったが、何故か調子が出ず、タイムトライアル、トップと2秒近く差をつけられ5番手と出遅れる。しかし予選では徐々に調子を取り戻し、4位でゴール。そして決勝。好調の開幕戦で、コースアウトで再スタートできずノーポイントに終わった結果を踏まえ、確実にラップを刻む。すると女神が微笑み、ほぼ4位確定かと思われたポジションだったが前車がスピンし3位に上がると、そのままゴールし、初の3位表彰台を手に入れた。

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2戦連続のウエットレース

勝てるレースを落とす

初表彰台を獲得

◆松﨑(凌)、MAX2戦目でシングル入賞を果たす

 各コースの最後を飾り、フェスティカ瑞浪RMCシリーズが開幕した。1月のプレシーズンマッチで結果を残せなかった、シニアマックスのステップアップ勢。開幕戦は、小林、松﨑の2名が参戦した。前日練習でもあまりいいタイムを刻めなかった両名であったが、公式練習でも、14、12位と低迷。新品タイヤで迎えた公式予選。松﨑は大幅にタイムアップを果たし4位、小林はタイムアップはするも15番手にとどまった。予選、松﨑はトップ集団と互角の走りでポジションアップを図るも、2コーナー、後続にプッシングを受けマフラーがはずれ万事休す。小林は11位とポジションをあげゴールした。そして決勝。ステップアップから結果を残せず苦戦のレースが続いている小林は、最後まで新しいMAXエンジンのセットに苦労し、ラップ、ストレートスピードの両方を欠き17位でゴール、予選のストップで最後尾スタートだった松﨑は、パッシングを繰り返し8番手までジャンプアップ。更に上位を目指したいところだったが、終盤ペースが落ち、後方から責められるもなんとかポジションを守り、MAX参戦2戦目でシングル入賞を果たした。

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2戦目で完走を果たした松﨑

最後尾から10台抜きの8位でゴール

エンジン・キャブのセットに苦労

◆カデット高橋、アウエイ石野で洗礼を浴びる

 ホームつま恋でカデットクラス不成立だったため、戦いの場を石野に求めたカデット高橋。事前練習でも確実にタイムアップを図り、朝の公式練習では2番手タイムを叩き出し好調さをアピールした。公式予選では4番手と出遅れるも、予選では3番手に順位を上げる。そして決勝。ラップタイム的には厳しい現状だったが、有利なイン側スタートをを利用し4コーナーを2番手で駆け抜ける。しかしラップが伸びず、2周めには3番手に、5周目には2コーナーでインをさされるとそのままアウトに押し出されて万事休す。ゴール後にはストレートでクラッシュパッドに接触スピンするおまけ付きでレースを終えた。

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2度目の石野で、FP2番手タイム

今年は、チャンピオンダッシュの年

石野初勝利を目指す

◆TIA-2年目の伊藤、雨の開幕戦でTTポールを奪取

 昨年に続き1クラス開催と寂しい開幕となったホームつま恋SLカートミーティング開幕戦。成立したTIAクラスには、TIAベテラン勢にまざり伊藤が参戦。9時頃からは雨から曇り空への予報であったが、雨脚は弱まることなく公式練習、タイムトライアルとスケジュールは進んでいく。2年目の伊藤は公式練習から好調で、タイムトライアルでも2番手を.5秒以上離して初ののポールポジションをゲット。フロントローから初の予選をスタートする。ポールショットを決め、1こーなーをトップで通過するも、百戦錬磨のTIAベテラン勢に序盤に次々とパスされ、予選は3番手でゴール。表彰台を目指し決勝をスタート。今度はスタートを決められず1コーナーまでに最後尾まで後退。20周のサバイバルレースで今日の速さがあれば楽にポジションを回復できるはずだったが、焦る気持ちからスピンを連発。最後はグラベルにははまり再スタートできずNDF。悔しい開幕戦となってしまった。

つま恋開幕戦は、雨でスタート!

雨のTT、ポールを奪取!

レースはベテラン勢に敗れる。

◆松崎(翔)、惜しくも開幕戦勝利を逃す

 2016年1月。今年は早くも幕開けとなるレース、フェスティカ瑞浪ウインターカップが開催された。FLRからは、MAXクラスにステップアップを果たした、松﨑(凌)、小林、斉藤の3名がMAXシニアクラスに、松﨑(翔)SSクラスへと計4名が参戦した。昨年地方FP-3クラスでチャンピオン争いをした松﨑(凌)は、4回の前日練習では常にラップボードの上位に名を連ね好調さをアピール。一方、小林、MAXデビューレースの斉藤は、なかなか20番手以内に入れず苦戦を続けた。しかしタイムトライルでは、好調松﨑がスピンからペースを掴めずタイムを伸ばすことができず16番手に沈む。小林、斉藤は21番手、25番手からの予選となった。予選1、予選2、プレファイナル、ファイナルと1日で4レースをこなすこの大会。タイヤマネージメントも重要なポイントとなる。予選1ヒート、松﨑は思うようにポジションを上げられず14位、小林、斉藤も23位、28位でゴールする。予選2ヒート、松﨑は徐々にポジションを上げ12位でゴールするも、小林、斉藤は1周めのヘアピンの多重クラッシュに巻き込まれ、小林は24位、斉藤は再スタートできずDNFに終わる。予選2ヒートでのポイントで決まるプレファイナルのスタートポジションは松﨑11位、小林23位、斉藤30位。松﨑は少しポジションを上げ、小林は現状維持、斉藤は後方より上位を狙う。プレファイナル、松﨑は徐々にエンジンがかかってきたかシングルまでポジションを上げるも、勢い余って2コーナーで前者に激突しDNF。ペナルティーも食らって最後方よりファイナルヒートに挑むことになってしまう。小林はアップダウンを繰り返し20番手前後から、斉藤はプレファイナルを走りだしてみると、予選ヒートでのクラッシュでフレームが曲がりまっすぐ走らない状態に陥りDNS。フレーム修正をして後方からのファイナルヒートとなる。そして20周の長丁場となる決勝。逆転をかけた松﨑であったが、徐々にポジションアップを図りチーム最高位の順位での走行中、蛸壺の先のコーナーで、アウトの縁石にのせコントロールを失いクラッシュパットに激しくヒットしDNF。自信を持ってのMAXデビュー戦であったが、終日空回りのレースとなってしまった。こちらもデビュー戦の斉藤は、後方であったが終始バトルを繰り広げ、心配した首も20周のレースを走りきり22位で、小林は淡々と集会を重ね、チーム最高位の18位でゴールした。
 一人SSに参戦した松﨑(翔)は、仕事により前日走行できずぶっつけのレースとなったが、タイムトライアル8番手から予選1ヒートをスタートすると、トップに上がる勢いでポジションをアップするも、クランクで接触スピンでDNF。予選-2はしっかり結果を残し4番手でゴールし、プレファイ9番手スタートをゲットした。そしてスタート、トップと変わらぬ速さを持つ松﨑は5位でゴールすると、決勝イン側スタートの利を活かし1コーナーで3番手に上がると8コーナーでは2位、3周目には早くもトップに立つ。しかし逃げきれない瑞浪のコース。何度も順位を入れ替え、一度失ったたトップの座を奪い返しレース終盤へ。しかし最後はレースをまとめきれず惜しくも4位、表彰台も逃す結果となってしまった。
 表彰台なしでのスタートとなった2016FLRレースチャレンジ。初表彰台、初優勝は誰の手でなしとげられるだろうか。

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ウインフォースからマッドクロックにスイッチ

MAX,2レース目の小林

身体面の不安を払拭した斉藤

大激戦のMAXシニアクラス

ぶっつけ本番でも速さを示した松﨑(翔)

惜しくも優勝を逃す

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