2016年の閉園が決まったつま恋。それと共に30年の歴史に幕を閉じることになってしまった、つま恋カートコース。かつては国際の冠とともに、多くの歴代のF1ドライバーがカート時代にしのぎを削った名コースでもあった。そして2016年のつま恋SLカートミーティングも最終戦となり、まさにつま恋ラストレースを迎えることとなった。カデットオープン、TIAクラスに加え、SSクラスにはフルグリット28台を超える30台のエントリーを数えた。FLRからは23年ぶりのレースとなった梶田がTIAクラスに、SSクラスには、共にホームつま恋のシリーズチャンピオン経験者の松﨑兄弟が緊急参戦した。同日の瑞浪MAXシリーズにエントリーをキャンセルして急遽参戦を決めた弟凌平は、最近MAXクラスで全く速さを欠く状態が続いていたが、同マシンのエンジンをKTに換装すると、公式練習30台のトップタイムを記録、AB2クラスわけのタイムトライアルでもトップタイムを刻み、見事A組ポールポジションを獲得した。予選①では、スタートで天野に前に出られるも、落ち着いてストレートで抜き返しトップを奪回、自滅した天野に代わり労せず兄翔平が2位に上がった。兄弟フロントローで迎えた予選②。凌平はスタートを無難に決め危なげなくレースを制し、翔平はスタートで4位までポジションを落とすも、2台を抜き1-2でレースを終えた。そして決勝。TT、予選①、予選②とすべて1位とパーフェクトな結果で決勝PPを獲得した凌平。このままつま恋ラストレースを制することができるか、スタートの時刻が近づく。28台フルグリットのローリングから、遂にレースがスタート。1コーナーをトップで通過した凌平であったが、2コーナーをミスしスピードが少し落ちると、B組ポールの増田がすかさず出口で並びかける。2台は軽く接触、アウト側だった凌平は縁石で跳ね上がりコースアウト。早くもトップ争いから離脱する。混乱のなかトップには宮澤、朝日の全日本経験者が1-2となり、増田に次ぎ翔平は4位から上位を狙う。すぐさま1コーナーで増田のインをつき3位にポジションを上げると、4コーナーで朝日に抜かれた宮澤にターゲットを絞る。そして3コーナーで華麗にパッシングを決めると、徐々にトップの朝日ターボに近づく。ストレートで並びかけ1コーナーでトップに立ち、その後は危なげない走りで20周のレースを走りきり、見事フルグリッドのつま恋最終SSクラスのレースを逆転での優勝を飾った。今季未勝利だったチームにも初優勝をプレゼント、2012年からのチーム連続優勝記録も5年に伸ばした。
 一方、23年ぶりのぶっつけの緊急レース参戦となった梶田だったが、かつての速さを示す事ができず、完走の5位に終わった。

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朝から好調の松﨑(凌)

タイムトライアルでは弟に一歩譲る

予選1Aを制し、兄弟フロントロー

A組1-2で決勝を迎える

1コーナーを制すも

2コーナーではじき出されてジ・エンド


 2016年の閉園が決まったつま恋。それと共に30年の歴史に幕を閉じることになってしまった、つま恋カートコース。かつては国際の冠とともに、多くの歴代のF1ドライバーがカート時代にしのぎを削った名コースでもあった。そして2016年のつま恋SLカートミーティングも最終戦となり、まさにつま恋ラストレースを迎えることとなった。カデットオープン、TIAクラスに加え、SSクラスにはフルグリット28台を超える30台のエントリーを数えた。FLRからは23年ぶりのレースとなった梶田がTIAクラスに、SSクラスには、共にホームつま恋のシリーズチャンピオン経験者の松﨑兄弟が緊急参戦した。同日の瑞浪MAXシリーズにエントリーをキャンセルして急遽参戦を決めた弟凌平は、最近MAXクラスで全く速さを欠く状態が続いていたが、同マシンのエンジンをKTに換装すると、公式練習30台のトップタイムを記録、AB2クラスわけのタイムトライアルでもトップタイムを刻み、見事A組ポールポジションを獲得した。予選①では、スタートで天野に前に出られるも、落ち着いてストレートで抜き返しトップを奪回、自滅した天野に代わり労せず兄翔平が2位に上がった。兄弟フロントローで迎えた予選②。凌平はスタートを無難に決め危なげなくレースを制し、翔平はスタートで4位までポジションを落とすも、2台を抜き1-2でレースを終えた。そして決勝。TT、予選①、予選②とすべて1位とパーフェクトな結果で決勝PPを獲得した凌平。このままつま恋ラストレースを制することができるか、スタートの時刻が近づく。28台フルグリットのローリングから、遂にレースがスタート。1コーナーをトップで通過した凌平であったが、2コーナーをミスしスピードが少し落ちると、B組ポールの増田がすかさず出口で並びかける。2台は軽く接触、アウト側だった凌平は縁石で跳ね上がりコースアウト。早くもトップ争いから離脱する。混乱のなかトップには宮澤、朝日の全日本経験者が1-2となり、増田に次ぎ翔平は4位から上位を狙う。すぐさま1コーナーで増田のインをつき3位にポジションを上げると、4コーナーで朝日に抜かれた宮澤にターゲットを絞る。そして3コーナーで華麗にパッシングを決めると、徐々にトップの朝日ターボに近づく。ストレートで並びかけ1コーナーでトップに立ち、その後は危なげない走りで20周のレースを走りきり、見事フルグリッドのつま恋最終SSクラスのレースを逆転での優勝を飾った。今季未勝利だったチームにも初優勝をプレゼント、2012年からのチーム連続優勝記録も5年に伸ばした。
 一方、23年ぶりのぶっつけの緊急レース参戦となった梶田だったが、かつての速さを示す事ができず、完走の5位に終わった。

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朝から好調の松﨑(凌)

タイムトライアルでは弟に一歩譲る

予選1Aを制し、兄弟フロントロー

A組1-2で決勝を迎える

1コーナーを制すも

2コーナーではじき出されてジ・エンド

皆ないい顔のSS表彰台

TIAで復活の梶田

梶田の第2ステージの始まりか!?

◆塚本(和)、2年ぶりの鈴鹿で5位入賞

 年に1度のRotax Maxのお祭り、Max Festivalが、今年は鈴鹿南コースで初開催された。シニアクラス参戦1年目の松﨑(凌)に加え、鈴鹿南コースで初開催となるノービスクラスに、塚本(和)が自ら参戦した。
 参加台数58台のシニアクラスに参戦した松﨑は、公式予選2クラス分けのA組22位、総合43位で終え、4クラス分けの総当り3レースの予選に挑む。総合順位28位までの一次予選通過をかけ、C-D、A-C、B-Cの3レースを、14位、17位、18位で終えた結果は、31位と惜しくもセカンドチャンス行き。残りの6枠をかけてセカンドローからレースをスタート。最終ラップで6位とギリギリのポジジョンを走行するも、TTポール、ノータイムから追い上げてきた環に3コーナーで軽く接触されながらパッシングされ7位でゴール、惜しくもDNQ。しかし、その接触が審議対象となり1秒ペナルティを課されポジションを回復、ぎりぎり予選を通過した。しかし話はこれでは終わらなかった。正式通知後環からの抗議書が提出されて再審議となり、1度認めたペナルティーを競技長が撤回、ペナルティ削除により環の順位が回復、最終的に予選落ちとなってしまった。もともとこちらからペナルティを要求したわけでも何でもなく、地獄から天国、天国から地獄へとただただ裁定にに振り回されただけの結果となり、モチベーションも下がり、翌日のXPS CUPへの出場を辞退した。
 約10年落ちのマシンで、まる2年ぶりの鈴鹿参戦となったノービス塚本は、前日練習を4〜6番手タイムで終え、翌日の公式予選を迎える。通常なら前半7分の公式練習の後半からスタートし、残り5分のタイムトライアルに挑むところだが、このクラス独特のレンタルタイヤそれも新品でのスタートということで、セッション開始とともにコースイン。しかしコースインしてみるとみるみるタイムアップし、4周目には56.1を記録してしまう。結局後半タイヤも体もたれて、計測ラップに入ってからはタイムを記録することができず、9番手に沈んでしまう。マシンのポテンシャルには自信を持って挽回の予選①をスタート。1台1台をパスし6番手迄ポジションアップするも、最終周単独スピンで15番手でゴール。予選②では、スタート直後に3コーナー手前でアウトにはじき出されてほぼ最下位迄落ち、その後パッシングを繰り返すも15位ゴールとDAY-1でのポジションアップはならなかった。
 すべてのセッションでうまく行かなかったDAY-1を終え、DAY-2はプレファイナルからのスタート。1、2コーナーと序盤の混乱もなく、ポジションもアップ。その後もパッシングを決め続け7位でゴール。そして、さらなるポジションアップをかけファイナルをスタート。ここでも大人のノービスクラス、スタートでの混乱もなくレースが始まる。スタートで1ポジションをあげ6位でストレートに帰って来ると、トップ集団に離されまいとラップを重ねる。しかし前車吉川をパスするのに手間取り、4位山下との距離はストレート半分ほどに。結局そのままレースを走りきり、2年ぶりの鈴鹿で5位入賞のリザルトを残した。

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不調のまま迎えたFestival

DNQぎりぎりの戦いが続く

マテリアルのリセットが必須か

鈴鹿と相性のいいTURULLI

来年はクラス新設か

2年ぶりの鈴鹿で5位入賞

◆松﨑兄弟、課題の残る1戦に

 1ヶ月後の2016 MAX Festival in SUZUKAにむけ、特別開催のMAX、X30を加え、鈴鹿選手権シリーズ第5戦が開催された。200台を超える参加台数となり、前日土曜日からの2デイズ開催となったこの大会。MAXクラスは土曜日に公式予選、予選第1ヒートが行われた。AB2クラス分けで行われた、松﨑(凌)のMAXシニアクラス公式予選。最近、平凡なタイムしか出せず不調が続く中、午前中だけの練習走行でセッテイングを確かめる。ニュータイヤに履き替えタイムアタックに出て行くも、なんといきなりのエンジン不調に見まわれ、再開の20番手に終わる。インターバルでハーネスの断線が見つかり、なんとか修復に間にあい巻き返しの予選第1ヒートに挑む。スタートで一気に3台位をパスし1コーナーに侵入するも、前車のスピンに巻き込まれて万事休す。なんとか18位でゴールする。日曜、まずは決勝進出をかけ予選第2ヒート。今度は慎重に最下位のまま1、2コーナーを通過すると、予選通過をかけ1台1台をパッシング。なんとか14位まで順位を上げて予選通過を果たした。ブービーの33位スタートとなった決勝。ここでも、堅実な走りで順位を上げていき、24位で完走を果たした。
 一方久々の参戦となった松﨑(翔)。しかも2デイズ開催で練習枠も少ない中での参戦となってしまった。それでも2クラス分けの公式予選では、A組4番手を獲得。ポジションアップをかけた予選ヒート、スタートを決め2位に立つも、上位6台での1列バトルが続く。結局そこから徐々にポジションダウンし7位でゴール。決勝14番手でクオリファイした。なんとかポジションアップをかけ決勝に挑むも、上位争いには参加することなく15位でゴール。車検失格者がでたため14位でのリザルトとなった。
 凌平、翔平とも、レースラップにおいて32/34,12/34と速さを示すことができず、完敗のレースとなった。今年のMAX FESTIVAL迄1ヶ月を切り、短期間での巻き返しをかける。

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公式予選、電気トラブルに泣く

出口の見えない苦戦が続く

2日目は、カウル破損でお色直し

久々参戦の鈴鹿SS

練習走行の少なさに泣く

今回は、後塵を拝する結果に

◆松﨑、今季最高の7位でゴール

 約1ヶ月のインターバルで開催された瑞浪RMC第4戦。今季マッド・クロックしスイッチしなかなか結果を残せないでいる松﨑(凌)。クラッシュしフレーム修正すること3度。納得出来ないマシンの動きに苦しめられながらの参戦が続く。TT順位も4位10位13位と下降線。今回も公式予選13台中10位と下位に沈む。予選でも10位とポジションアップできずに結晶をスタート。バトルには自信を持っての戦い。スタートで順位を上げると、上位勢のバトルの隙に一時4位までポジションを上げる。堅実な走りでなんとかポジションを守るべき懸命の走りを続けるも、ラップタイムが伸びず最後は7位まで順位を下げゴールした。

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マシンの走りに満足できず

後方グリっトからの戦い

勝てるマテリアルを模索

◆松﨑、突然の雨に足元をすくわれる

 9月のMAXフェスティバル開催を視野に入れ、59台と参加台数も増えてきたRMCシニアクラス。約半分が予選落ちとなるこのクラス。トップと0.4秒差のA組18番手となった公式予選。Div-1進出を目指し予選に挑む。18番以下は即Div-2行きとなる厳しい戦い。接触、コースアウトは絶対に許されない。スタートで軽く接触、番手を少し落とすもポジションアップを図り果敢にチャレンジを続ける。しかしここでなんと通り雨が襲う。ペースはぐっと落ち、各所でアクシデントが勃発。有力ドライバーがコースアウトし姿を消す中、得意のレインスリックで順位を上げる。しかし、他車も必死の走行のなか接触は避けられず、ポジションも上がったり下がったり。最後は大きく接触コースアウトさせられ、おまけにマシンにもダメージを受けDNF。そして迎えたDiv-2。マシン修復を済ませ戦いに挑む。雨の心配もなくなり完全ドライでの戦い。20番手と後方スタートから追い上げであったが、トップ10の9位でフィニッシュした。

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激戦のRMCシニアクラス

セットアップを一歩一歩

今回はDiv-1進出ならず

◆中嶋、還暦目前のレースデビューを果たす

 FP3時代と違い、なかなか結果を残せないでいる今年からMAXシニアクラス参戦中の松﨑(凌)。今回は上位フィニッシュをと望むも公式予選13位と下位に沈む。それでも予選8位まで順位を上げ決勝に臨む。細かなセッティング変更を施しスタート。14周目7位で戻
ってくると序盤は綺麗な1列渋滞でレースを進め、なんとか6番手までポジションを上げる。しかし後方とのバトル、2コーナーでインをさされ先行を許すも4コーナーではクロスを仕掛けると、アウトからも出ってきた余快と接触、ダートまでに弾き飛ばされ万事休す。そのままレースには戻れるも大幅にポジションを失い、レース後その接触のペナルティを取られ、4ポジションを失い、15位のリザルトを残す結果となってしまった。

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 FLR Personal Result

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